NPBアンチ・ドーピング特別委員会は21日、楽天ジャフェット・アマダー内野手に8月9日に科した「ドーピング違反による6カ月の出場停止処分」が確定したと発表した。

アマダーは処分に対して異議申し立てを行い、今月4日に弁明の機会を与えられていた。弁明では、検査で検出されたクロルタリドンとフロセミドという禁止薬物について「意図的な摂取ではなかった」とあらためて主張したが、検出されたこと自体については争わず、ファンや球団、NPBへ謝罪の意を述べた。

これに対しアンチ・ドーピング特別委員会は「謝罪と心からの反省の意思を表明していることを考慮しても、その情状は軽いものということはできず、本件制裁はやむを得ない」と当初の処分の維持を決定したという。