阪神は若虎中心の打線が18安打13得点とつながり、最下位から5位に浮上した。

右太ももを痛めている福留、6月下旬に腓骨(ひこつ)を骨折した右足に不安がある糸井が、そろってスタメンから外れた一戦。2回に8番梅野の中前2点打などで3点を先制すると、3回には7番中谷にも3ランが飛び出した。先発藤浪も6回4失点と踏ん張って4勝目をあげた。

金本知憲監督は「下位打線がね。城東コンビでね。見ていて非常に頼もしかった」と福岡工大城東出身の7、8番の活躍を絶賛。これで監督通算200勝となったことについては「どうでもいい」と笑い飛ばして球場を後にした。