ロッテ福浦和也内野手(42)が22日、西武24回戦(ZOZOマリン)の8回に右越え二塁打を放ち、史上52人目の通算2000安打を達成した。42歳9カ月での到達は、15年に42歳11カ月で達成した和田一浩(中日)に次ぐ2番目の年長記録。

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ヤクルト小川監督(習志野高の先輩)「スカウトの時に習志野の3年生で、左投手だけど打撃も非常にいい選手で、リストに入れていた。ドラフト下位指名でここまで来るのは努力のたまもの。結果は気にしていました。あらためて、おめでとうと言いたいです」

ヤクルト大松(ロッテ時代の後輩)「いつ何時でも変わらぬ準備と、ひたむきに野球に取り組む姿に尽きると思います。僕もそういう姿をいつも追いかけながら、やってきました。1本でも多く安打を打ち続けてください」

巨人高橋監督(同じ千葉出身で同学年の福浦に)「一昨年、昨年、今年と頑張れという話をしてきた。立場は変わったが今年の春も『あと何本だ、いけそうだな』という話をしていた。夏前にはどうかなという感じだったから良かった」

巨人上原(福浦と同学年で昭和50年会を結成)「同級生として、うれしいです。簡単なことでない。50年会でLINEでつながっているので、おめでとうと打ちました」

オリックス西村ヘッドコーチ(ロッテで選手、コーチ、監督としてともに戦った)「うれしい。長い間、一緒にやってきた選手だから。努力が結びついた、いいお手本」

楽天今江「ロッテにいた頃は、福浦さんは常にヒットを打っているイメージでした。あの頃のロッテの野手は福浦さんの素晴らしいバッティングを見て育ちましたからね。その福浦さんが2000安打を打つまで苦労されているのを見て、改めてすごい記録なのだなと思いました。できれば、生で見たかったです」

楽天山下(習志野高の後輩)「いつもグラウンドであいさつをしに行くと、気さくにあいさつを返してくださる偉大な先輩です。前回、残り4本の時に2試合対戦した時は打って欲しいと思う半面、打たれたくないという気持ちで戦わせていただきました。少しでも近づけるよう僕も頑張ります」