ヤクルト先発の原樹理投手が、5回無失点と試合を作り6勝目を手にした。

初回に1死満塁のピンチを迎えるも、中日アルモンテを併殺。27球を要しながら、無失点で切り抜けた。

2回以降も毎回走者を背負いながら、粘りの投球でホームを踏ませなかった。5回を被安打8の無失点、92球で降板した。「全体的に不安定な投球をしてしまった。調子も悪かったけど、無失点で抑えていれば、必ずどうにかしてくれると思っていた。粘れたことが良かった」と振り返った。

1、3、4、5回には、それぞれ併殺でピンチを切り抜けた。コースを突いた投球に加え、野手陣にも助けられた。6回以降は救援陣の完封リレーで勝利し「併殺が取りたいと思って投げていた。野手の人に守ってもらって、中継ぎの人に抑えてもらいました」と感謝していた。