<楽天3-4西武>◇24日◇楽天生命パーク

▼西武は1点を追う4回に3番浅村栄斗内野手、4番山川穂高内野手、5番栗山巧外野手が続けて本塁打。西武の3者以上の連続本塁打は04年4月3日日本ハム戦以来8度目となり、浅村と山川は今季14度目のアベック本塁打。アベック本塁打のシーズン最多記録は85年掛布とバース(阪神)の16度で14度は4位タイ。外国人選手が絡まないコンビでは68年王と長嶋(巨人)に並び最多となった。浅村と山川は14度のうち6度が2者連続。シーズン6度の連続本塁打を記録したコンビは78年ライトル→山本浩(広島)以来、40年ぶり。

 

主なクリーンアップ3連発

◆85年阪神 4月17日巨人戦の7回、2点ビハインドから3番バースが逆転3ランを放つと、4番掛布、5番岡田も連続アーチ。3人ともバックスクリーンへの1発で「バックスクリーン3連発」と呼ばれ、同年の日本一の象徴的な試合として語り継がれている。

◆01年ヤクルト 7月11日の巨人戦の1回、3番稲葉が先制2ラン。4番ペタジーニも続くと、5番古田は通算1500安打となる1発。シーズン2度目の3者連続アーチと好調な打撃陣がチームを引っ張り、4年ぶりの日本一を果たした。

◆17年DeNA 8月22日の広島戦で、2点ビハインドの9回に3番筒香、4番ロペスの連続アーチで追いつくと、5番宮崎がサヨナラ弾。プロ野球史上初の3者連続本塁打でのサヨナラ勝ちで勢いに乗り2年連続のCS進出を果たすと、日本シリーズまで進んだ。