FA丸佳浩が悩める心境吐露「デマとかも流れて…」

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巨人原辰徳監督(60)が意中の丸を移籍へと口説いた。24日、広島から国内フリーエージェント(FA)宣言した丸佳浩外野手(29)と都内で初交渉を行った。広島、ロッテとの交渉を経て大トリで対面。争奪戦が展開されている中で、出来高払いを含めて史上最大級の5年総額30億円超を提示しているとみられ、条件面では圧倒的にリードする。求愛の交渉を終えた指揮官は「あとは吉報を待つという心境でございます」と手応えをにじませた。

原監督が、丸と膝をつき合わせた。この日、広島から上京してきたV3チームの主砲に思いの丈をぶつけた。「ジャイアンツとして、そして監督として、誠意をお話しすることができた。あとは吉報を待つという心境でございます」。丸に伝えた具体的な思いを聞かれ「内容に関しては、今は伏せておきたい。ただ、自分の誠意、気持ちはきちんと伝えることができた。ということで吉報が出次第、いろいろお話ししたい」。終始笑顔で、乞うご期待としたところに、手応えが見え隠れした。

電撃交渉だった。丸は午前中はチームの神社参拝に参加し、その後は紺のスーツに着替えて広島駅へ。午後1時すぎ、新幹線に飛び乗った。上京する前に「疑問に思っていることをいろいろ聞きたい」と話し、悩める心境を吐露した。

丸 本当に迷っている。考えることが多い。いろんなデマとかも流れているし、家族のプライベートもゴタゴタなりかねない。家族のことでいろんなことを言われるのは悲しい。家族を振り回している形になっている。そういう意味でも早く決断して落ち着きたいのもある。いろんな面を含めて話し合って決めたい。

夕方に到着し、午後6時すぎに都内の高級ホテルに入った。丸の悩める部分は原監督も共有した。「彼は18歳で広島に行き、そして家族もでき、子どもさんもできた。その中で東京に…もしそうなった時に不安なのは当然あるわけで、そういう話も出た。ただその中での話というのは、しっかりできたというふうに思います」。苦悩をほぐしながら、共闘を呼び掛けた。

条件面では他の追随を許さない。広島は4年総額17億円、ロッテは6年総額25億円の提示をしている模様だが、巨人は5年総額30億円超とみられる。背番号も原監督が現役時代に背負った「8」を用意した。名門が本気の誠意を示し、最高の評価でリードしている。 交渉前に丸は「選択肢が出そろったことになるので決めていければ」と決断が近いことを示唆した。原監督は「吉報というか本人の意思を、答えを待つ立場になった」と話し、ハートをぐらつかせた恋人の結論を待つ。(金額は推定)

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  • 広島丸は巨人との交渉で上京のため広島駅に姿を見せた
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