高卒2年目のオリックス西浦颯大外野手(19)が開幕スタメンへ前進した。27日、韓国・斗山との練習試合に「2番右翼」で先発。
1点リードの2回2死一、二塁。カウント1-2と追い込まれてから昨季15勝で最優秀防御率を獲得したリンドブラムが投じた内角高め142キロの直球を完璧にとらえた。右前へのタイムリー。その後は盗塁も記録した。
ここまで紅白戦を含め実戦10試合で31打数10安打、打率3割2分3厘を記録。「タイミングの取り方を変えてから調子が良くなりました」と好調の要因を説明した。合計5打点の勝負強さに加え、4盗塁を決めた足も魅力だ。20日の紅白戦では逆方向への本塁打を放つなどパンチ力も兼ね備える。今まで足の上げ下げでタイミングをとろうとしていたが、田口野手総合兼打撃コーチらから「トップを早く作っていつでもバットを出せるように」と助言を受け、状態が上がったという。
西村監督も「ずっと好調が続いていますね。日々成長している」と絶賛。開幕スタメンの可能性について「近いところにはきていると思う。ここからですね」と否定しなかった。打順については「攻撃的なことを考えると2番が一番いいかなと思う」と言及。外野手の定位置争いで、2年目の若武者が存在感をアピールした。【古財稜明】
◆西浦颯大 にしうら・はやと。1999年(平11)5月21日、熊本・八代市生まれ。鏡西部小3年で野球を始める。明徳義塾で2年春から4季連続で甲子園出場。1年目の昨季は10月1日の楽天戦で1軍初昇格し、プロ初安打、初盗塁。50メートル5秒9、遠投110メートル。178センチ、70キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸480万円



