京大今季2勝目「予定通り」9回4番高尾を申告敬遠

<関西学生野球:京大5-4関学大>◇19日◇南港中央

最終節の京大が今季2勝目を挙げ、対戦成績を1勝1敗とした。中盤で5-2とリードを奪い、4投手の継投で逃げ切った。20日の第3戦で9季ぶりの勝ち点を狙う。

「セオリーも大事だけど、うちはばくちに勝たないと勝てませんから。あれは予定通りでした」。青木孝守監督(64)がそう振り返ったのは1点リードで迎えた9回の守り。2死から安打で一塁出塁を許すと、4番の高尾に対して申告敬遠を選択した。

相手の主砲には前日18日、この試合と連続してバックスクリーン弾を浴びていた。元ソフトバンクの近田怜王投手コーチ(29)のアイデアで、9回に入る前に「走者が出たら、一塁が詰まっていても高尾は敬遠」と決めていた。7回から無失点リリーフを続けていた4番手長谷川雄大投手(4年=岐阜)が次打者を空振り三振にしとめてゲームセット。逆転サヨナラの走者をあえて出すというリスキーな作戦を成功させた。

投手陣の代表(主将)を務める長谷川は「取られても同点までという楽な気持ちで投げました。今まで藤原頼みだったところもあるけど、ほかの投手で勝てたのでうれしい。明日の第3戦もそれぞれの役割を果たして、勝ち点を取りたい」。絶対的エースの藤原風太(4年=東海大仰星)で初戦を落とした。

西拓樹主将(4年=西京)は「そろそろ勝ち点を取りたい。明日はみんな死ぬ気でやってくれると思う」と気合十分。今季2勝目はチーム力の底上げを感じさせる大きな1勝だった。

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  • 8回のピンチを防ぎ喜ぶ京大・長谷川(左)と長野(撮影・柏原誠)
  • 好救援でリードを守った京大・長谷川(撮影・柏原誠)