阪神梅野隆太郎捕手は渾身(こんしん)のハンドリングで危機を防いだ。

同点の10回裏2死二、三塁で後藤を迎えた場面。ドリスがボールを引っかけ逆球が足もとを襲ったが、ミットの先端で捕球。この回無失点で切り抜けた。「それが自分の仕事。ドリスも(前日サヨナラ打を浴びた)悔しさがある中で投げてくれていたので」とサラリ。5点ビハインドから引き分けに持ち込み「めちゃくちゃ大きかった」と充実感を漂わせた。