阪神、交流戦5割締めへ1番近本がカギ/桧山進次郎

<野球塾:桧山進次郎氏>

日刊スポーツ評論家陣による今回の「野球塾」は、タテジマ一筋22年、4番や代打の神様で一時代を築いた桧山進次郎氏(49)です。18日からの楽天、西武との交流戦ラスト6連戦に向けて、必勝法を指南です。【取材・構成=松井清員】

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交流戦ラストは、投手力が売りの阪神と、攻撃力が売りの楽天&西武との「投打対決」です。ただ楽天はパ・リーグで一番強い首位チームで、同4位の西武も両リーグ最高得点を誇る難敵。チーム状態が下降気味の阪神としては、大きな踏ん張りどころになる6連戦です。

阪神が勝つには、いかに強力打線を封じて接戦に持ち込めるか。ただ得意の接戦に持ち込んでも、ジョンソン不在の影響もあって、ここへきて連投続きの中継ぎ陣の疲労は隠せません。特に球児は相当疲れているでしょう。守屋や島本らの若手も見劣りしないほど育ってきましたが、緊張感のある場面やシーズンの長丁場は初めて。ジョンソンの復帰も先送りとなれば、先発陣の頑張りが頼りです。

1人でも完投すればみんな休めるし、7回まで投げ切る投手が1人でも2人でも出てきてほしいところ。交流戦が終わればリーグ戦再開まで5日間試合がなく、先発陣も間隔を空けられます。5~6回で十分と思わず各自がギアを上げ、少しでも長いイニングを投げてもらいたい6連戦です。

もちろん接戦に持ち込んでも得点しないと勝てません。キーマンはやはり、1番近本でしょう。当たりが止まっていますが形はそれほど悪くないので、原因は体調面だと思います。新人選手でなくても、梅雨時の6月に疲労の第1弾がきます。バットを短く持つとか軽いバットを使うとか、食事や睡眠、トレーニング方法を変えるなど、いろいろ試して乗り越えてほしいですね。近本が得点源になって先発が抑えて勝つ。6連戦4勝2敗、交流戦5割フィニッシュなら最高です。

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  • 桧山進次郎氏(2019年2月10日撮影)