「マイナビオールスターゲーム2019」(12日東京ドーム、13日甲子園)の選手間投票の結果が27日発表され、阪神梅野隆太郎捕手(28)がファン投票に続いて選出された。球団の捕手として、選手間投票で選出されるのは梅野が初めて。

ファン投票で2年ぶり2度目の出場を一足先に決めていた梅野は「選手として、同じプロの目線として選ばれたことに対して、本当にすごく光栄に思います」と喜びを表現した。

今季は開幕から正捕手として71試合に出場し、打率2割9分、7本塁打、34打点。扇の要として投手陣を支えながら、打線でも中軸として大きな役割を担っている。

信頼して起用され続けていることが今回の評価につながったと、矢野監督に感謝した梅野は「それが自分も責任感というか『やってやろう!』という気持ちで今シーズンに臨んでいるん。それが良い方向に、こうやって選手間として選んでいただいたんじゃないかなと思っています」と話した。

球団の捕手として、選手間投票での選出が初めてということには「知らなかったことでビックリはしました」。それでも、指揮官への思いを胸に「一番は使ってくれている矢野監督に感謝。他の球団では(捕手を)併用でやっている中で、信じて使ってもらっていることがこうなっている。感謝と、そして自分にこれからも自信をもってプレーしていけるように。プラスに捉えてやっていけたらなと思います」と意気込んだ。