プロ野球ソフトバンクのデニス・サファテ投手(38)が、女子サッカー米国代表のラピノー選手に対するツイッターでの発言を謝罪した。

同性愛者でトランプ政権を批判してきたラピノーは女子ワールドカップ(W杯)フランス大会開催中、優勝してもホワイトハウスを表敬訪問しないと話し、トランプ大統領からツイッターで攻撃された。サファテは9日、ツイッターで、ラピノーに対し「アメリカがそんなに嫌いなら出て行け!誰もあなたを止めない」と発言し、物議をかもした。

差別的だとの批判に対し、12日にツイッターで「意図せず、私のツイートが差別的だと感じられたのであれば謝罪します。私は、大好きな日本で、母国に誇りを持って働いており、そのどちらの国の悪口を言ったことはありません。代表チームの主将は、なおさらその国に敬意を持ってほしいと感じています」と釈明。「本当に米国も、国歌も国旗も嫌いなのであれば米国以外にもプレーする場所はたくさんあるし、誰もそれを禁止しないよと伝えたかった」と発言の真意を説明し、「表現が攻撃的で不快に感じられたのであれば申し訳ありません。私は常に、ファンを愛し、誰に対しても敬意と誠実さを忘れずにいたいと思っています」とした。