現在2軍のロッテ安田尚憲内野手(20)が30日、井口監督の目の前で持ち味のパワーを見せつけた。

ZOZOマリンでは1軍のオリックス戦前に、イースタン・リーグの巨人戦を開催。安田は6回無死一、二塁、巨人古川から右翼スタンド後方のライトを直撃する先制の3ランを放った。

ロッテ浦和で放った自身最長飛距離となる138メートルの場外弾には及ばなかったそうだが、見守っていた井口監督にアピールする大きな1発。「それまであまりいい打席が続いてなかったので、試合の途中で修正できたのが良かった。監督がいる、いない関係なく、しっかり結果を残し続けて。まだ(1軍公式戦が)あと2カ月あるので、しっかり準備して、チームの勝利に貢献できるような選手になりたい」と話した。

前日29日には母校履正社(大阪)が同校初の春夏連続甲子園を決めた。「休みだったので、携帯で見てました。うれしいですね。(4番の)井上はめちゃめちゃすごい。僕が3年生の時からすごかった。甲子園初優勝を目指して、(星稜に初戦負けした)春のリベンジという形で頑張ってほしい」と後輩たちにエールを送った。