ソフトバンク経験1敗 高橋純平と甲斐野が荒れ荒れ

<ロッテ4-3ソフトバンク>◇25日◇ZOZOマリン

最終回の追い上げも実らず、ソフトバンクが1点差で敗れた。ロッテに同一カード3連敗で、ZOZOマリンでは今季2勝10敗。01年以来18年ぶりに同球場で10敗を記録した。工藤公康監督は「何とかひとつは取りたいと思ったが、悔しいですね」と残念がった。この試合が敵地最終戦。最後まで鬼門だった。

同点に追いついた直後の7回に思わぬ事態が待っていた。先頭中村奨への10球目、高橋純のフォークが抜け頭部死球となり危険球で退場。緊急登板の甲斐野が1死三塁から清田の投ゴロで勝ち越し点を奪われ、さらに鈴木にも2点適時二塁打を許した。工藤監督は「当ててしまって申し訳ない。また指導したい」と表情を曇らせた。高橋純は「中村奨さんには申し訳ない。ひとつ勉強したと思って、次に生かしたい」と謝罪した。甲斐野は「準備はしていた。普通に技術不足」と反省した。中継ぎで奮闘する2人の右腕がまさかの投球にうなだれた。

試合後、チームは千葉の鷹党とロッテファンにあいさつに向かった。シーズンを通し、ロッテ戦はこれで6勝15敗。工藤監督は「今年は千葉でロッテさんには苦しめられたので、地元での残り4つをしっかり戦いたい」と9月6日からのヤフオクドーム4連戦での反撃を誓った。2位西武とは3・5ゲーム差。優勝争いを知らない高橋純、甲斐野にとって経験を積んだ1敗となった。【石橋隆雄】

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  • ロッテ対ソフトバンク 7回裏ロッテ無死、中村奨への危険球で退場となった高橋純(撮影・中島郁夫)
  • ロッテ対ソフトバンク 試合後、レフトスタンドにあいさつするソフトバンク工藤監督(左端)と選手たち(撮影・中島郁夫)