ヤクルト山田哲人内野手(27)が日本記録を更新した。延長12回1死二塁で申告敬遠で出塁。続く荒木の中飛で二塁走者太田がタッチアップし、三塁へ進塁。2死一、三塁、打者雄平の初球で二盗を決めた。

DeNAバッテリーは虚を突かれたように反応できなかった。テレビ中継でも山田哲の走る姿を追えず、忍者のように気配なく二塁を陥れた。

これで昨季から34連続盗塁成功で、23日に達成した日本記録の33連続成功を更新。今季29盗塁目で30盗塁に王手をかけた。「どんな状況でもいくと決めていた。同点だったし、1点でも2点でも多く取れた方がいい。二塁に行けば、ワンヒットでかえる可能性が高くなる。ランナーコーチャーとも積極的にいこうと話をして、初球からいきました」と話した。