東北公益文科大が12-1の7回コールドで山形大に連勝し、東日本国際大は延長11回タイブレークの2-0で石巻専大に雪辱。1ゲーム差で、優勝争いは両大学による最終週の直接対決に持ち込まれた。

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東日本国際大がタイブレークの熱戦を制し、首位を守った。

11回表1死満塁で磯辺伶也内野手(3年=聖光学院)が均衡を破る右前適時打。東北公益文科大に1勝すれば5連覇と優位な立場は変わらないが、前日14日にリーグ戦連勝を「36」で止められており、仁藤雅之監督は「ある意味、昨日の負けで原点に返れた。昨日とは必死さが違った」と粘りの勝利を評価した。