中大が00年春に開幕5連勝して以来となる、開幕3連勝を飾った。

打線は散発4安打に抑えられたが、五十幡亮汰外野手(3年=佐野日大)の足が際立った。1-0で迎えた4回先頭、左中間への当たりで一気に三塁を陥れた。「外野の正面から、ちょっと左右なら、二塁を狙いますし、あの打球なら三塁は行けます。確信してました。あわよくばホームも、と思っています」と、手動計測で50メートル5秒6の足を見せつけた。

次打者の内山に対し、駒大内野陣は前進守備をしなかった。五十幡は「投ゴロか三ゴロ以外ならホームにかえる」と心構え。結果、内山の中飛で楽々と同点ホームを踏んだ。「相手が嫌がることをやれば、(相手の)ミスも増える。しっかりやっていきたい」と話した。