明大エース森下暢仁投手(4年=大分商)の好投も勝利にはつながらなかった。

9回2死一、二塁から二塁打を浴びた。最速153キロをマークし11奪三振。自己最多となる159球目を捉えられた。

森下は「ふがいないピッチングで」と口を開いた。15日に発熱して調整が遅れ、広島1位指名後の初登板だった。「体調は関係ないです。全体的にまだ甘い。力が足りない。もっと練習していきたい。(プロでは)こんな結果にならないよう頑張りたい」と話した。

▽広島苑田スカウト統括部長(森下の投球に)「言うことありません。前の打席で内角直球を打たれた打者に対し、次は外に逃げるのではなく、内角の変化球から入っていた。組み立てができる投手。(元広島の)黒田みたい。やっぱり、カープの1位です」

▽ヤクルト雄平(練習帰りに広島ドラフト1位の明大・森下の投球を観戦)「直球、スライダーにチェンジアップですかね? いいボールを投げてますね」