慶大が快勝し、決勝へ駒を進めた。20日の決勝は、関大と東海大の勝者と戦う。

1番の中村健人外野手(4年=中京大中京)が初回、先頭打者本塁打で勢いをつけた。城西国際大・舘のツーシームを左翼席へ放り込んだ。「少ないデータでしたけど、速い球で抑えてくるというより、動かしてくると。センター返しの気持ちで待って、体が反応しました。最高の仕事ができました」と喜んだ。

あと1勝で00年以来19年ぶりの日本一となる。今季限りで退任する大久保秀昭監督(50)は「最後に日本一を目標にしてきた。決勝はワクワクしています」と対戦が待ち切れない様子で話した。