中田賢一は阪神の熱男 電話で矢野監督の熱感じ取る

  • 自主トレを公開し記者の質問に丁寧に答える中田(撮影・上田博志)
  • 鳴尾浜球場で自主トレを公開した中田はキャッチボールで汗を流す(撮影・上山淳一)

虎の「熱男」だ! ソフトバンクから無償トレードで阪神に加入した中田賢一投手(37)が、鳴尾浜球場で自主トレを公開した。

通算100勝ながら昨季はプロ入り後初めて未勝利。「目の前の1試合を最後の1試合のつもりで、一戦必勝でどんどん投げていきたい気持ちもあります」。右腕は背水の覚悟で熱い気持ちを口にした。

まだ矢野監督と顔を合わせていないが、1度電話で話した時に「熱」を感じ取ったという。「本当に熱い監督だなという印象があります。監督以上にやはり、選手が熱くなってやっていかないといけないと思いますので、しっかりやっていきます」。指揮官に負けず、古巣ソフトバンク松田宣ばりの? 熱男になるつもりだ。

この日はソフトバンクでも同僚だった飯田とキャッチボールを行うと、年明け初めてブルペン入りした。捕手を立たせて33球、座らせて10球を投げ込んだ。「ちょっと引っ掛ける球だとか、抜ける球が多少あった」と異変を感じ取るとすぐに対処。捕手をベースの前に立たせ、トップの位置を早めに作る意識で修正した。「いろんなバリエーションも自分のなかではある」。ベテランらしく冷静で、臨機応変な面もにじませた。

元日も友紀夫人の地元名古屋でキャッチボールを行い、ここまで順調に状態を上げている。「チームの優勝にしっかりと貢献できるように、強い気持ちを持ってトレーニングしてきています」。常勝軍団で培った経験と熱意が、阪神の新たな武器になる。【磯綾乃】