吉田正尚が室伏広治氏と4年連続のハンマー自主トレ

  • 室伏広治氏指導の下、紙風船を使って体幹を鍛えるオリックス吉田正(撮影・丹羽敏通)

ハンマートレで今季も躍動する。オリックス吉田正尚外野手(26)が24日、東京・文京区の東京医歯大で自主トレを公開した。

04年アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリストで、同大学教授の室伏広治氏(45)に教えを請うのは今回で4年目になった。

「マンツーマンで朝から数時間、教えてもらえるのは有り難い。良いと思うトレーニングを信じてやっています」

強い打球や飛距離アップにつながる瞬発系トレーニング、故障防止の体幹メニューなどで体を鍛えた。

なかでも「エアハンマートレーニング」は室伏氏が考案したメニュー。重さ10キロのハンマーを振り下ろしながら途中で静止させる独特なトレーニングだ。室伏氏は「体だけ作り上げてもダメ。動きが良くないと」と説明。「振り下ろすのではなくて、止めるから意味がある、体の使い方の導入部分です」と続けた。

吉田正が直接手紙を送ったことで16年オフから「室伏塾」が開講。17年11月には腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けたが18年からは2年連続で全試合に出場しており「充実の日々を過ごせている。(年間を通して)試合に出ないと。1打席もムダにしたくない」と20年シーズンを見据えた。

今季の目標は、チームのAクラス入りと個人タイトルの奪取。さらに東京五輪も控えている。「結果を出して選んでもらえるように。五輪に出場して、室伏さんにいい報告ができるようにしたい」。オリックスの和製大砲が、強い気持ちで戦っていく。【真柴健】