オープン戦が22日から本格的にスタートする。各球団野手陣の開幕メンバー入りをかけた戦いも本格化。ここまでアピールしてきたのはどんな選手か。実戦(チーム内の紅白戦、練習試合とオープン戦)成績から振り返るとともに、オープン戦の見どころを紹介する。

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中日の捕手争いが注目だ。昨年は強肩が売りの加藤匠馬が抜てきされ75試合で先発したが、定位置確保には至らなかった。

今季は東京6大学3冠王のドラフト4位郡司裕也(22=慶大)が加入。木下拓哉、桂依央利は1軍キャンプで切磋琢磨(せっさたくま)中だが、ベテラン大野奨太、2年目石橋康太も2軍読谷キャンプからの下克上を狙う。オープン戦15試合で竜の正妻争いがヒートアップしそうだ。