阪神藤浪2回3四死球3失点 開幕先発枠1歩後退

  • 広島対阪神 5回裏広島1死満塁、野間に押し出しの死球を与え帽子を取る藤浪(撮影・前岡正明)
  • 広島対阪神 阪神2番手の藤浪(撮影・前岡正明)

<オープン戦:広島14-2阪神>◇23日◇コザしんきんスタジアム

阪神藤浪晋太郎投手(25)は開幕ローテ争いで1歩後退した。広島戦の4回から2番手で登板。2イニングで41球を要し、3四死球、被安打3で3失点した。最速155キロを計測しながら勝負どころで繊細な制球力を欠き「ローテーション投手なら『これで良かった』と言えるんでしょうけど、自分は結果を出さないといけない立場なので…。大いに反省しないといけない」と厳しい表情で振り返った。

1イニング目は4番鈴木誠の中犠飛による1失点にとどめた。だが2イニング目は先頭から2連打を浴び、制球が乱れ始める。「際どいところがボールになったりして、ボール先行になってしまった」。1死一、三塁から四球で満塁を背負うと、上本に押し出し四球、続く野間にはスライダーを引っ掛けて押し出し死球を許した。

前回16日の楽天との練習試合は3回3安打2四球で2失点。2戦連続でアピールに失敗した。一時期に見られた大きなすっぽ抜け球はなかったが、今回も細かなコントロールに課題を残した形。「スライダー、カーブ、フォークとたくさん球種を使えたことは良かったけど、結果としていい方向には出なかった。反省して次回以降修正したいと思います」。懸命にフォームの再現性を高めていく。【佐井陽介】

▽広島鈴木誠(4回1死三塁で藤浪から中犠飛) 速い真っすぐに対応できたけど、あっちは気を使って投げてくれていた。引っ掛けるボールもありましたけど、シーズンで対戦するのが楽しみです。