オリックスT-岡田外野手(32)が24日、韓国・斗山との練習試合で3ランを放った。

「3ボールだったので、真っすぐ1本にしぼって自分のスイングを心掛けた。感触はよかったです」

6回1死一、二塁。カウント3-0から右翼席に運んだ。「一塁のポジションは(モヤとの)競争になると思うので、しっかりアピールしていきたい」。この日は4番一塁で出場。若手主体の練習試合だったが、T-岡田にとっては大事なアピールの舞台。西村監督は「完璧な当たりでした。長打を求められる立場。相手のベンチも嫌だと思う」と評価した。

昨季は出場20試合に終わりチームも最下位。「(今季は)143試合全てに出る。そこを最低限の目標にして(打撃部門では)キャリアハイを目指す」。T-岡田が完全復活すればチームも勢いづく。【真柴健】