前日24日ヤクルトとのオープン戦(浦添)で失策を記録した糸原、木浪、北條の3人が翌朝の早出特守で汗を流した。大山、マルテも参加し、久慈内野守備走塁コーチと藤本同コーチからみっちりノックを受けた。

ヤクルト戦では糸原が三塁で、木浪が二塁で、北條が三塁でミス。3人ともこの日は2つの守備位置をこなし、シフトが代わった場所でのエラーだった。グラウンド状況も決していいとは言えない状態だったが久慈コーチは「言い訳できない。(守備位置も)どこに行ったって捕るやつは捕る」と、厳しく諭した。

昨季は12球団ワーストの102失策。今キャンプで内野陣は連日の早出特打に取り組むなど、守備力の向上は今キャンプの課題。ただ、シーズン前とはいえ対外試合9試合で13失策と厳しい数字が出ている。試合後、矢野監督は「俺は(ミスの)次どうするんやということの方が大事やと思う」と、試合後のミーティングで選手に語り前を向かせた。小さな日々の積み重ねを続けていく。

なお、キャンプ第5クール4日目の1日キャプテンは野手が坂本、投手が秋山。