巨人阿部慎之助2軍監督が若手選手たちに「自立」と「大人」を求めた。27日、宮崎キャンプを打ち上げ帰京。指導者として初のキャンプを「充実してた1カ月だった。練習はみんな、たくさんできた。どう結果を残して1軍に行けるのか。考える時間を費やしながら、練習してもらえればいい」と振り返った。

2軍のスローガンに「考動」を掲げ「苦しい方を選べ、迷ったらやれ」をサブタイトルとして徹底を図っていく。自主性を促す場面も目立ち「ひと言で言うともっと自立した大人の集団になってほしい。もうちょっと自覚を持たせたい」と今後を見据えた。

キャンプ最終日は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために客席を封鎖。「世界中で猛威になっている。仕方ないことだと思います。1日も早く落ち着けばいいですし、今、闘病されている人もいらっしゃる。その人たちの全快を祈りながら、僕たちはやるべきことをやろうと思う」と話した。