阪神監督2年目の「逆ジンクス」成るか-。いまだ開幕が見えないプロ野球。本来ならこの企画において、矢野阪神のマネジメントを斬り込むところだったが、まだ戦いは始まらない。そこで球界における「2年目のジンクス」ならぬ、監督2年目のジンクスから今季の阪神を占ってみた。85年阪神日本一の元ニッカントラ番、元和泉市長である井坂善行氏(65)の分析は-。

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PL学園硬式野球部のOB会には、幹事の連絡用としてグループラインが作成されている。私も幹事の一員としてこのグループラインに参画しているが、「知ってましたか?」というタイトルでユーチューブが貼り付けられた連絡が入ったのは4月14日の夜だった。

何事かと思って開いてみると、貼り付けられていたのは33期生、元阪神・片岡のコロナウイルス感染を告白する動画だった。梨田さんにも驚いたが、私より15歳も若い片岡の感染には、改めて新型コロナウイルスの恐ろしさを感じずにはおれなかった。

輝かしいPL学園の球史の中でも、唯一春夏連覇を達成した主力メンバーであり、年1回のOB総会では軽快なスピーチで会場を沸かせてくれる人気者だ。幸い、その後、退院したというニュースを聞いてホッとしたが、今度は開幕したプロ野球取材で会える日を楽しみにしたいものだ。

◆井坂善行(いさか・よしゆき)1955年(昭30)2月22日生まれ。PL学園(硬式野球部)、追手門学院大を経て、77年日刊スポーツ新聞社入社。阪急、阪神、近鉄、パ・リーグキャップ、遊軍記者を担当後、プロ野球デスク。阪神の日本一、近鉄の10・19、南海と阪急の身売りなど、在阪球団の激動期に第一線記者として活躍した。92年大阪・和泉市議選出馬のため退社。市議在任中は市議会議長、近畿市議会議長会会長などを歴任し、05年和泉市長に初当選、1期4年務めた。現在は不動産、経営コンサルタント業。PL学園硬式野球部OB会幹事。