日本ハムの4選手が札幌市内の合宿所でオンライン取材を受け、5日の「こどもの日」にちなみ、少年時代に憧れていた選手を明かしてくれた。

投手陣最年長の金子は「初めて憧れたのは、イチローさんですかね」。振り子打法で大ブレークした94年ごろから、夢中になって一挙手一投足を見ていたという。「やっぱり誰もが(打撃フォームを)1度はマネをする。僕もマネをしていたし、同じ右投げ左打ち。すごく憧れていました」と当時を懐かしんだ。加藤も「イチロー選手です。ただ単純にすごかったから」と同調した。

宮西は、あまりプロ野球を見ない少年だった。「自分は近くにいる先輩を目標としていたので、元巨人、楽天の金刃投手に憧れていました」と高校(市尼崎)の1学年先輩の左腕を挙げた。

清水は小さい頃から巨人ファンで「高橋由伸選手が好きでしたね。打ち方といい、顔といい、全てにおいてトップレベルだった」とカミングアウト。左打ちをマネたりしたこともあったそうだが、最終的には右打ちの強打者として憧れの先輩と同じ世界に入った。「左打ちでもなく、顔もあんなに男前でもなく、全く違うことになっちゃったんですけど、僕は好きでした」と笑顔で振り返った。