オリックスのドラフト1位宮城大弥投手(18=興南)が自主練習休日の16日、大阪・舞洲の選手寮で「おうち時間」にチームメートとコナミ社の「プロ野球スピリッツ」をしていると明かした。「みんな部屋は別なので、通信対戦などで遊んでいます」。「3密」回避するエチケットを守ってオフタイムを満喫。自身も選手として登場するが「まだ使っていないです。これから能力を上げてもらえるように、練習を頑張ります」とゲーム内でもレベルアップを誓った。

宮城は春季キャンプでの実戦登板がなく、3月20日のプロアマ交流戦が“プロ初登板”となった。「試合は久々だったけれど、何も変わったことはなかった。緊張はなかった」。言葉どおり落ち着いた投球で、1イニング3者連続三振のパーフェクト投球。自己最速となる150キロも計測してデビューを鮮烈に飾った。

ただ、まだ実戦でプロの打者を相手に投げたことがなく「その日を楽しみにしています」と延期された開幕日に胸を膨らませている。【真柴健】