日本ハム上沢、350日ぶり登板へ「1球でも多く」

  • フィジカルトレーニングをする日本ハム上沢(右)(球団提供)
  • 練習中に笑顔をみせる日本ハム上沢(球団提供)

日本ハム上沢直之投手がケガからの復帰戦に挑む。2日のロッテとの練習試合に先発し2イニングを予定。昨年6月18日DeNA戦(横浜)で、左膝蓋(しつがい)骨を骨折して以来、350日ぶりのマウンドへ「やっぱり野球をやっていて楽しいなと思う瞬間でもあると思うので、かみしめながら投げたい。満足できるような球を1球でも多く投げていきたい」と引き締めた。

5月28日の千葉・鎌ケ谷でのチーム練習では、ケース打撃に登板し、最速145キロを記録。同31日にはブルペンで60球ほどを投じ、練習試合前最後の調整を行った。持ち球の変化球すべてを試し「走者がいることを想定して、少しクイックを多めに投げたり」と実戦のイメージを膨らませた。 家族との時間が原動力となっている。「(リハビリ中)つらい時もそばにいてくれたので、投げられるとなった時は、奥さんには感謝の気持ちでいっぱいだった。早く1軍で勝ってお礼を言えたら」。昨年11月には長女が誕生。家族への思いが一層強くなった。苦しみを乗り越えてきた右腕が、完全復活へのステップとすべく、まずは元気な姿を披露する。【山崎純一】