日本ハムは8日、育成の高浜祐仁内野手(23)と支配下選手契約を締結し、背番号が91に決まったと発表した。

高浜は14年にドラフト7位で横浜高から入団した6年目。1軍での通算成績は4試合で13打数2安打で打率は1割5分4厘。17年9月27日のオリックス戦(京セラドーム大阪)を最後に1軍の舞台から遠ざかり、昨年10月に戦力外通告を受け、今季から育成選手として再出発していた。

今季イースタン・リーグで5試合に出場し、18打数8安打7打点、打率4割4分4厘と、7日時点で首位打者に立つなど、バットでアピールを続け、支配下登録へとはい上がった。

三塁の位置で開幕スタメンに抜てきされるなど、ここまで2本塁打を放っていた高卒2年目野村佑希内野手(20)が7日、オリックス1回戦(京セラドーム大阪)の守備時、右手第5指基節骨の骨折のケガを負って、この日出場選手登録を抹消された。

期待の新星が戦線離脱する形となり、その代役という形でオリックス2回戦を行うチームに合流し、即出場選手登録された高浜は試合前「またこうして支配下選手に戻ることができたことを素直にうれしく思います。このチャンスをしっかり生かせるように、1試合1試合がむしゃらに頑張っていきたいです」とコメントした。