ヤクルトのドラフト1位奥川恭伸投手(19)が、プロ3戦目の先発マウンド。プロ初となる2回のマウンドにも上がり、2回を被安打1の3奪三振、22球の内容だった。

1回表途中に、降雨のため約30分間の中断。奥川はベンチでチームメートと談笑する姿や、雨が小降りになるとグラウンドに出てダッシュなどでアップしていた。

1点リードで迎えた1回裏、先頭のDeNA森とはドラフト1位の同期対決。初球の148キロ直球で中飛に抑えた。

続く東妻は、カウント1-2から127キロスライダーで空振り三振。

3番楠本には、初球の153キロ直球を中前に運ばれ、プロ初被安打を許した。

2死一塁となり、4番細川は直球とスライダーで2ストライクと追い込み、139キロフォークで空振り三振。3球勝負で、1回を無失点に抑えた。

2回は、先頭の5番百瀬にはボールが先行するが、149キロ直球で見逃し、150キロファウルでフルカウントとし、131キロスライダーで見逃し三振。

6番知野はカウント1-1から128キロスライダーで遊ゴロに仕留めた。

7番飛雄馬の3球目にはプロ入り後の最速タイとなる154キロをマーク。最後は149キロ直球で中飛に打ち取った。

3回のマウンドには大西が上がった。