中日ドラフト1位の石川昂弥内野手(19=東邦)がスタメン7番三塁で1軍デビューを果たした。今季入団の高卒新人では12球団最速の昇格だが、さらに初昇格即スタメン出場という異例のデビューを決めた。

2回無死走者なしで迎えた第1打席には、広島先発遠藤の3球目変化球に体勢を崩しながら左翼線へ運ぶ二塁打を放った。

試合前の早出特打から参加し、三塁守備を入念にこなし試合に備えた。試合前には共同取材に応じ「正直、急だったのでびっくりしています。しっかりとこのチャンスをつかめるように今日は全力で頑張りたい。ワクワクもしているが、ちょっと緊張しています。(2軍では)4番を打っていたので配球も厳しかった。どんなときでも打席はどっしりと自信を持ってやっていた」と、話していた。