広島西川龍馬内野手(25)が得意の「悪球打ち」を連発し、適時二塁打2本で得点圏打率を5割3分3厘まで上げた。

1回1死二塁。梅津の外角低めに大きく外れるボール球を、巧みなバットコントロールで三塁線へ。先制の適時二塁打を決めた。

1点リードの7回は1死一、二塁で祖父江と対決し、外寄り高めのボール球とみられるチェンジアップを左翼線にはずませ、1点を追加した。

これで今季得点圏に走者を置いた場面では15打数8安打。「(打順)3番でそこを意識しています」と充実感を漂わせた。