原監督2位転落に「あぁ、そうですか。そうですね」

  • 巨人対ヤクルト 6回裏巨人1死一、三塁、炭谷の遊ゴロで二塁手山田哲と接触したパーラが守備妨害と判定され、審判団に説明を求める原監督(左)(撮影・前田充)
  • 巨人対ヤクルト 9回裏、ベンチで険しい表情を見せる原監督(撮影・河野匠)

<巨人2-3ヤクルト>◇12日◇ほっともっと神戸

巨人は攻守のミスがスコアに絡み、今季初の4連敗で開幕から守り続けた首位から2位に転落した。原辰徳監督はグッと目を見開き「あぁ、そうですか。そうですね。そうですか、というところでしかない」と声の音量を少し上げ、独特な言い回しで受け止めた。

幻の同点劇が、重くのしかかった。1点を追う6回1死一、三塁。炭谷の遊ゴロに一走のパーラがセーフを狙った必死のスライディング。勢い余って二塁上の山田哲と激突。高津監督がリクエストし、この接触が守備妨害と判定され、打者走者の炭谷もアウト。パーラには警告が与えられた。

審判に説明を求めた原監督は、勝敗を分けたシーンを冷静に振り返った。「パーラも悪気はないんだけど、勢い余って。自分もセーフになりたかったわけだから、ベース板を通り越したところでああいう判断だったと。今後は注意して、そういうことのないように」と再発防止を誓った。

取ったはずのゼロも幻と化した。1回2死一塁、村上の左中間への飛球を中堅丸と左翼亀井がお見合い。記録は安打もミスで先制点を失った。指揮官は「細かなミスというのは、負けてる時は目立ちますよね。それをはねのけていくのがチーム力」とゲキ。1点届かず、今季初のカード負け越しも決まった。

長嶋終身名誉監督を超える原監督の通算1035勝目は、14日の広島戦に持ち越された。1点差の9回には新守護神の沢村を投入。勝利への執念を示した原監督は「もう少し点を取らないといかんね」と4戦連続1ケタ安打の打線に奮起を求めた。【久保賢吾】