田沢純一「なくなってくれたら」“田沢ルール”語る

  • BC埼玉に入団した田沢(撮影・古川真弥)

米メジャーで通算9年プレーした田沢純一投手(34)が13日、埼玉・熊谷市内でBC・埼玉の入団会見に臨んだ。

背番号はレッドソックス時代と同じ「36」。元ロッテの角晃多監督(29)の熱烈オファーを受け、6月上旬に入団が内定した。この日、正式契約を結び「コロナの中、アメリカもマイナーがなく、やれる場所があまりなかった。オファーをもらい、素直にうれしかった」と打ち明けた。

13年レッドソックス世界一に貢献した右腕は、今年3月にレッズと契約解除。コロナ禍によるマイナーリーグ中止を受け、日本でトレーニングを続けていた。独立リーグからの再出発に「残りの野球人生が短いのは分かっている。場所が変わっても野球をやることは変わらない」と強調した。

将来的な米球界復帰には「今は、そこは考えていません。まずはこのチームで貢献できることを考えるのが大事」と繰り返した。NPB入りについても「いろいろなものもあり、難しいのかなと。そこは今シーズンが終わってからでいいのかな」と慎重に話した。

新日本石油ENEOS(現ENEOS)時代の08年にドラフト指名を回避し米球界移籍。ドラフト指名を拒否し海外プロ球団と契約した大卒・社会人選手は、帰国後2年間(高卒選手は3年間)NPBと契約できないルールができるきっかけとなった。いわゆる“田沢ルール”への意見を求められ「ルールは従わないといけない。個人的には、なくなってくれたら、というのはあります」と正直に答えた。今は新天地でプレーに集中する。【古川真弥】