日本ハム近藤健介外野手がエンゼルス大谷ばりの“ゴルフ弾”で難敵ニールを沈めた。「いやいや、あいつと比べないでもらいたいですね(笑い)」。比べたくなったのは、4回に放った2号ソロ。低めへ沈むチェンジアップをすくい上げ、右中間スタンドへ運んだ。まるで、大谷が7月29日(日本時間30日)に放った、現地テレビ局のリポーターが「ゴルフみたい!」と興奮した1号ソロのようなスイングで難敵を攻略した。

ゴルフのハンディキャップは1桁の近藤は、2年ぶりに札幌ドームで放った放物線は「7番(アイアンで打った)くらいじゃないですか? 」と例え、「力感なく、自然な対応だったので、飛んでくれたのかなと思います」と分析した。手元で動くボールを操るニールには、昨季から5戦4敗と苦しんできた。「僕もあまりいいイメージはない」という中で「ほぼ、まぐれ」と自身も驚いた1発に加えて、6回にも2点適時二塁打。チームを勝利に導く会心ショット連発だった。