ヤクルトがサヨナラ負けし、自力優勝の可能性が消滅した。
同点の9回に、7月まで6試合で先発していたイノーアが初めてリリーフ登板。先頭の阪神サンズに、フルカウントからいきなり左中間へ決勝アーチを浴びた。高津監督は配置転換について「ちょっとリリーフも最近登板が多くて、負担がかかっているので、誰かリリーフをということで球に力のあるイノーアになった」と説明した。
打線は阪神高橋に6回まで1安打に封じられ、得点は7回エスコバーの適時打1本がやっと。「向こうの思うような投球をさせてしまった。引っかけてゴロが多かった。なかなかあの高さに来ると打つのが難しいかもしれないけど、次への課題」と話した。
援護がなく、開幕投手を務めたベテラン石川は先発6戦目でも白星が付かず。6回に連打で走者を残して降板したが、5回まで3安打1失点と粘った。指揮官は「今日はすごく良かった。腕もよく振れていたし、彼にしてはスピードも出ていた。変化球で空振りが取れたり、バットの芯を外すことができていた」と力投をねぎらった。19年連続勝利と球団史上4人目の40代勝利は、再び持ち越された。【鎌田良美】
▽ヤクルト・エスコバー(7回2死一、二塁でチーム唯一の適時打)「1点のビハインドだったので、何とか食らい付いて打てた」



