阪神の藤浪が公式戦7年ぶりの救援で、決勝ソロを浴びた。同点の5回に2番手で登板。2イニング目の6回に先頭の村上にバックスクリーンへ運ばれた。チームスタッフ2人を含めて計7人が新型コロナウイルスに感染。前日25日に計19人の入れ替えを行い、藤浪も2軍から駆けつけた。緊急昇格で貢献できず、今季6敗目。チームは3連敗となった。

矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

-ガンケルは立ち上がりに苦戦しながら最少失点

矢野監督 まあまあ、それ(立ち上がり)くらいはというか。よく粘ってくれたんじゃない。

-藤浪は

矢野監督 しっかりしたボールは投げられていたと思う。(中継ぎで)普段と違う感じでは入っていくから、その難しさもあると思うけど、あまりそういうのも感じさせなくいった結果、晋太郎らしいボールは投げてたかなと。

-村上への1球

矢野監督 いやいや、勝負にいってるからね。そんなに細かい投球で抑える投手じゃないし、ある意味、こっちとしてもしっかり受け止めて勝負させていかないと。ピッチングが小さくなっちゃうし、勝負できない。勝負の中の結果かなと受け止めてます。

-13連戦もあるが、今後の起用は

矢野監督 いや、こんな状況やから、どこでどう使うかとかは、ちょっともう計算できないし。中継ぎもこんだけいなくなっちゃったんで、パターンっていうのが組めないんでね。晋太郎の使い方もどうなるかっていうのはちょっと未定なんだけど。

-斎藤についても

矢野監督 斎藤も前は先発で良かったし、使ってやるなら先発なんだけど。まあまあちょっとこんな状況なんで自分の直感というか、経験もさせられるんでね。そういうところでは粘りながらも0でいけたっていうのは、本人にとってもチームにとっても価値があるんじゃないかなと思う。

-やっぱり打線か

矢野監督 そうやね、やっぱり点取らな苦しいし。どっちもね、点取ったらピッチャーがって課題がね。ちょっと苦しい状況だと思うけど。

-8回、点にはならなかったが、1本で複数点取れる状況に

矢野監督 もともとうちの攻め方なんだけど、なかなかそういう展開にならなかったし。海(植田)もよくあそこで走ったし、海だから走れたと思う。持ち味としてチャレンジしていけたらなと思う。小幡もアウトにはなったけど、いいプレーだったと思う。