矢野監督との口論で審判団謝罪、調査進め経緯を説明

  • ヤクルト対阪神 試合前のメンバー表確認で、キャップを取り、矢野監督(右)の前で深々と一礼する森審判(手前)(撮影・狩俣裕三)

ヤクルト阪神17回戦(26日、神宮)で審判団と阪神矢野燿大監督(51)が口論になった件について、一夜明けの27日、セ・リーグ杵渕統括が神宮球場で一連の騒動について代表取材で説明を行った。

26日の試合では7回表の攻撃で、阪神ベンチがリクエストを要求。その判定の審議中に次打者席にいた近本がバックネット裏記者席にいた記者とやりとりしたかを巡って、8回裏の開始前と試合後に審判団と矢野監督が話し合うシーンがあった。

杵渕氏はこの日午後、矢野監督に試合進行がスムーズにいかず遅れたことについてわびたという。この日の試合前のメンバー交換の際には、前日の責任審判だった森氏が頭を下げた。

森氏からの報告に加えて、杵渕氏はこの日、当該記者とも会ったという。そこで「先ほど記者の方と接見して分かったことですが、コロナのあれ(対策)なので(記者席は)換気のために、普段は締まっている窓も開いていて、記者さんは近くの記者と自分がリプレーを見た(印象を)、セーフだと思うとか。ジェスチャーとか声を上げたのが、窓が開いていたから、近本選手も多少聞こえて、反応したんだろう、と。決して、近本選手に『セーフですよ』と伝達するつもりでなかったことは、先ほどお聞きした」と語った。

杵渕氏は、阪神が意図を持って情報を提出されているという認識は「まったくない」と強調。続けて「友寄審判長もそうですし、昨日の当該審判もタイガースがそれによってサイン盗みをしているとか、あらぬことをしているとかは、まったくない」「コロナ対策で換気で窓も開いていて、声も多少筒抜けになった。それに一番選手の近くにいたので、少し耳には入ったのかもしれませんけど、意図した会話とか、そういうことではないということでね、私としては確認をさせてもらいました」と語った。

今回の騒動については「今日、これで終わりということにさせていただければと思います」と話していた。