ヤクルト西田明央捕手(28)が、自らのミスを取り返す同点の6号ソロを放った。

1点を追う2回、先頭で粘り、広島中村祐の8球目、外角高め直球を左翼席へ運んだ。16年にマークした自己最多7本塁打まで、残り1本に迫った。「追い込まれていましたが、積極的に打ちにいきました。いい角度で上がってくれて、同点になってよかったです」とコメントした。

同点のソロ本塁打にも、笑顔は控えめだった。守備で初回2死一、三塁、広島会沢への先発吉田喜の2球目カットボールを捕逸し、先制点を献上していた。自らのバットで試合を振り出しに戻した。