広島鈴木誠也外野手(26)が5年連続となる20本塁打に到達した。
5-2の7回。先頭打者で寺島の1ストライクからの2球目、136キロカットボールを狙い澄まし「しっかりと自分のスイングで捉えることができました」と左中間スタンド中段まで運んだ。6回にヤクルト村上が20号を一足先に達成。負けじとパワーをみせつけ、今季神宮で初めてアーチを描いた。広島で5年連続20本塁打は02~06年の前田智徳以来となった。
「歴代の先輩たちに並ぶことができてうれしい。これからも超えられるように頑張ります」
Bクラスに沈むチームに呼応するかのように、9月12日に今季初めて打率3割を切り、4年連続でクリアしているこのボーダーラインを行き来した。気分転換でマスコットバットではなく、試合用と同じ型の赤バットでフリー打撃をしたことも。同28日からは4番から3番に打順が変更された。同30日の巨人戦で2週間ぶりとなる19号を放った際は「全然打っていなかったので、感覚が分からなかった」と漏らしたが、10月の4試合のうち3試合でマルチ安打をマーク。主砲がじわじわと浮上の気配だ。【古財稜明】



