日本記録に挑戦じゃ!! 8日の阪神戦(マツダスタジアム)で先発予定の広島野村祐輔投手(31)が5日、本拠地で行われた投手練習に参加。

デビュー戦から現在まで、出場183試合全てで先発を務めてきた右腕は、かつて広島、ロッテで98~04年に活躍したネイサン・ミンチーが持つデビューからの連続先発登板記録となる、187試合まで残り4試合に迫る。鯉の“先発男”が偉業達成に挑む。

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野村が秋の心地よい日差しを浴びながら、先発予定の8日阪神戦へ向け、じっくりと汗を流した。右腕は自身今季初戦の7月22日阪神戦から先発ローテーションを守り、次戦で12試合目の登板。残り30試合となったシーズン終盤戦へ向け「もちろん疲れとかは出てきていますし、課題も1試合1試合ありますから、テーマを決めて1つ1つをおろそかにしないということですかね」と力を込めた。

「先発」に専念してきた野村にとって、偉業達成が目前に迫っている。デビュー戦の12年4月1日から現在まで出場183試合全てで先発を務めてきた。デビューからの連続先発登板記録は、かつて広島、ロッテに在籍したネイサン・ミンチーの187試合。今季順当にいけば残り5試合に先発できる見込みで、今季中の日本記録更新を射程圏内に捉えている。野村は「それって表彰されるんですか?」とおどけたが、プロの世界で先発として投げ続けた1つの勲章だ。

野村 何にしても1番になることはいいことなんでね。先発をずっとやってきたので、これからもずっとやりたい気持ちは当然ある。そのためには役割を果たしていかないといけない。頑張りたいと思います。

今季はここまで6勝2敗。先発ローテーションを最後まで守れば、金字塔を打ち立てられる。同時に、16勝で最多勝を獲得した16年以来4年ぶりの2桁勝利到達の可能性も残している。野村は「(10勝は)目指すところですけど、終わってからの結果なんで。1試合1試合、その日のゲームを勝ちにいく。その積み重ねだと思います」と引き締めた。「先発」という名の定位置にどっしりと構え、チームを勝利に導いていく。【古財稜明】