楽天辛島航投手(30)が21日、イースタン・リーグの日本ハム12回戦に先発。6回を投げ3失点も7三振を奪い、5安打1四球の投球内容だった。

この日の直球は最速136キロも、大きく曲がるカーブで緩急をつけ、5種類の変化球も織り交ぜながら試合を作った。3回1死から不運な安打が絡み、3連打で2失点。5回には連打で追加点を与えたが、それ以外の回は3者凡退に抑えた。

左腕は昨季、先発の一角としてチーム最多の9勝を挙げた。今季は中継ぎからスタートし、9月には先発復帰したが、まだ未勝利。12年のプロ初勝利から昨年まで、8年連続で白星を挙げている。シーズン残り15試合、しなやかな左腕で勝利を呼び込む。