オリックスが来季の投手コーチとして、今季ソフトバンクでジュニアアカデミーコーチを務めた入来祐作氏(48)を招聘(しょうへい)することが25日、分かった。近日中に正式発表される見込み。

オリックスは来季の組閣として、高山ヘッド兼投手総合コーチの兼任を解き、投手コーチに専念させる見込み。小松投手コーチはスカウトに転身することになり、平井2軍投手コーチは育成部門を担当する方向で調整している。入来氏は96年ドラフト1位で巨人に入団。その後は日本ハム、メジャー挑戦を経て、横浜で現役を引退。その後は裏方として野球界に携わり、テレビCMにも出演。15年からソフトバンク3軍投手コーチを務めるなど、経験豊富だ。

◆入来祐作(いりき・ゆうさく)1972年(昭47)8月13日、宮崎県都城市出身。PL学園-亜大-本田技研(現ホンダ)を経て96年ドラフト1位で巨人入団。08年限りで現役引退。日本通算215試合35勝35敗3セーブ、防御率3・77。今季はソフトバンクのジュニアアカデミーコーチ。174センチ、80キロ。右投げ右打ち。