広島一岡竜司投手(29)が26日、広島市内の球団事務所で契約更改を行い、1700万円減の5600万円でサインした。一岡は「単純にやることがうまくいかなかったので、悔しいのもありますし、『切り替え』という言葉ではダメ。しっかり毎日反省しながら来年のキャンプを迎えたいと思います」と猛省した。

9年目の今季は開幕2軍スタート。7月に1軍昇格後、一時は守護神を務めるなどしたが、精彩を欠いた投球が続いた。14年に巨人から移籍後最少の19試合の登板にとどまり、0勝1敗、2ホールド、1セーブ、防御率6・23で終わった。「一番は体が万全だったのに、2軍で開幕を迎えてしまったこと。そこが全てです。試合数も少ない中で、結果はもちろん出てなかったですけど、体が良いだけに、そこははがゆかったですね」と悔やんだ。

オフについては「直球に対して半信半疑になっていた。感覚的にはシーズン中よりも良いので、それをオフシーズンに継続して、来年迎えたい」。来季の目標については「今年はちょっと酷(ひど)かったので、直視できるくらいの数字を残せたら」と決意を新たにした。(金額は推定)