楽天小郷裕哉外野手(24)が2日、仙台市内の球団事務所で契約交渉に臨み、220万円増の950万円で更改した。(金額は推定)

2年目の今季は開幕1軍入りを果たし58試合に出場。シーズン当初は代走、守備固めでの起用が主だったが、9月30日ソフトバンク戦以降、CS争いの中でスタメン出場が続いた。打率2割9分5厘、4本塁打、12打点、8盗塁を記録。「いい部分、悪い部分がどっちもでて、いい経験をさせてもらいました。100打席以上立たせてもらい、左投手相手にも結果を出せたことが収穫。守備のミスもありましたし、バントができていれば3割打てたシーズンだと思う。終盤の上位争いの中でスタメンで使っていただいたので、来年に絶対につなげていきたいです」と今季を振り返った。

昨オフに続き、今オフは広島松山に弟子入りする。「去年より打席に立たせてもらっていろいろと感じたことがある。いろいろな体の状態があるので、その都度どう修正するかなどを吸収していきたい」。来季の目標には開幕スタメン、そしてレギュラー定着を掲げた。「球団の方からもレギュラーを狙えると言っていただけましたし、それよりもオールスターに出られるような選手になってほしいと言っていただけた。レギュラーの1個上をいって、オールスターに出られるように頑張ります」と力を込めた。