プロ野球のフリーエージェント(FA)権の申請期間が4日、期限を迎える。3日までに正式に国内FA権行使を表明したのはDeNA井納翔一投手、梶谷隆幸外野手、ロッテ松永昂大投手。

これまでもさまざまな形のFA宣言があった。

◆04年鈴木健(ヤクルト→残留)残留した場合の提示を聞くも、単年契約でのダウン提示に不満を見せ、FA宣言。ところが「早くすっきりしたかった」と単年契約、500万円ダウンであっさり残留。

◆09年藤井秀悟(日本ハム→巨人)FA宣言も他球団からのオファーがなく、所属球団が決まらない状況も考えられたが、巨人が名乗りを上げて移籍が決定。FA移籍では異例の年俸減での入団に。

◆14年金城龍彦(DeNA→巨人)球団からコーチ就任を要請されるも、現役にこだわりFA宣言。獲得に動いたのが巨人だけで、巨人との1度目の交渉で入団を即断した。

◆15年木村昇吾(広島→西武)獲得に名乗りを上げる球団が現れなかったが、西武が入団テストの条件を付け、春キャンプにテスト生として参加。2月5日に入団が決まった。