ソフトバンク九鬼隆平捕手(22)が4日、福岡市内の球団事務所で契約交渉に臨み30万増の650万円でサインした。

4年目の今季は7月5日の日本ハム戦(札幌ドーム)でプロ初本塁打を放つなど5試合に出場したが、首痛のため戦列を離れると、9月30日に頸椎(けいつい)前方除圧固定術および自家骨移植を受け無念のリハビリ生活となった。

「ケガで落ちるという最悪の結果になった。自分からチャンスを手放してしまった。この悔しさを来年にぶつけて、来年は1軍にしがみついていきたい」。

既に50メートルほどのキャッチボールや打撃練習も行っており、オフはファーム施設で練習に励むつもりだ。(金額は推定)