阪神が巨人、中日で指導歴のある川相昌弘氏(56)に来春キャンプの臨時コーチを打診していることが16日、分かった。同氏は通算533犠打の世界記録を誇る「バントの神様」として知られ、遊撃手としてゴールデングラブ賞を6度受賞した名手。今季も85失策で3年連続12球団ワーストと課題である守備力強化を狙う阪神にとって最適の人物だ。巨人では1軍ヘッドコーチ、2軍監督など要職を歴任。ライバル球団の実績がある指導者に異例のオファーとなった。

11月の秋季練習では守備に多くの時間を割いたが、来春キャンプでも徹底的に鍛える方針だ。技術指導、精神面の助言などに定評のある川相氏は適任と言える。チーム強化のためには球団の垣根はない。中日OBの山本昌氏が昨秋と今春キャンプに加わっており、2年連続で外部から臨時コーチを招く。